「お前は何のために番長をしてる」







「………。」





「何故来たんだ、
昨日のお前ならくたばってたはずだ…」








「さぁ?今はよくわかんないけど、





でも、学校には大切な人がいる。


そんな学校ひっくるめて守るのが


今の私の務めだよ。」





「………。」




「あんたもさ、

勢力じゃなくて仲間を守ってみたら?





それって最高の青春じゃん?」









「……その考えはなかったな」