その声に振り返る
いつもと声の高さが違う
でも、誰が私を呼んだかくらい分かる
「唯織、今は1人にして」
明らかさっきと雰囲気が違う唯織の姿がそこにはあった。
やっぱりあの事件に
唯織は関わっていたんだ。
少なからず陣と手を組んでいたんだ。
私は何故か素直に納得した
受け入れる事が出来た
でも、真相を聞きたいよ
「瑠璃も気づいただろ。
俺と陣のこと」
「唯織は陣に何を言われたの?」
「何も言われてない
ただ俺は瑠璃たちを潰すつもりだった」
ねぇ、そんな顔しても
納得いかないよ。
そんな、
苦しそうな顔で…。