「おい!顔真っ青じゃねーか!」
「だいじ…。ちょっと頭痛いだけ…。」
ズキンッ…ズキンッ…ズキンッ…。
「おいっ!しっかりしろよ!待ってろ!救急車呼ぶから!」
「大丈夫だって…。救急車とか大げさすぎ…。」
ははっと笑っている間にも痛みは増し私の意識は朦朧としてきた。
足元がフラフラする…。
遠くから救急車の音が近づいてきた。
海斗が電話で呼んだのだろう。
あぁ。もうダメ…。
私は救急車の近づく音を聞きながら意識を手放した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…