ザザァッ…ザザァッ…。 反射した夕日の光が海水に反射してキラキラ光っている。 「カラオケとかゲーセンじゃなくていーの?」 「うん。海斗ありがと!」 私は海斗にお礼を言うと腕をまくり少しずつ海に近づき海水に手を入れた。 「つめたっ…。」 久々の海の感触に笑みがこぼれる。 「海斗ー。」 「ん?」 「海斗は触らない?」 「うん、俺はいーやー。」 「えーせっかく海来たのにもったいなぁーい。」