「すみましぇん。」

と、海斗は馬鹿にしているように謝った。

「ほら、どれがいーの?」

「え?」

「ネックレスだよネックレス!」

「う〜ん。」

お店を見るとキレイなストーンが入ったネックレスや、ハートやクローバー、星などのネックレスもあった。

「お!これ可愛いじゃん!」

そう言って海斗が手にとったのはペアのハートのネックレス。

誰か一緒につける人がいるのかな…?

そう思うと何故か胸がチクンと痛んだ。