「理菜までひどいよぉっ!!!」

私がお母さん側に味方につくと、りんかは頬をプックリふくらませて軽く睨んできた。

りんか、ホントに可愛いなぁ〜笑

幸せにひたっていたその時…。

ズキンッ…。

きた。

この痛み。

思わず顔を歪ませる。

手を強く握り伸ばした爪が手のひらに食い込む。

お願い…おさまって…!
こんな時までみんなに心配かけるわけにはいかないの…!