理菜…。
お前勉強はできるくせに俺より馬鹿だ。
大馬鹿だ…。
俺はもうお前じゃないとダメなんだよ…。
忘れることなんてできるかよ…。

でもりんかの言うとおり前に進まなきゃならない。だから俺はお前への気持ちを心に秘めたままこれからを生きてくよ。お前が長く生きられなかった分俺が代わりに生きてやる。

俺ももう涙は流さない。
いつまでも泣いてるわけにはいかないからな。

理菜。
お前は天国に行くことができたか?
そこらへんにさまよう幽霊になってないか?
もし天国に行くことが出来たのなら…。
空から俺のことをずっと見守っていてくれ…。

こんなこと言ったらクサいけど。
俺は理菜と運命の赤い糸ってやつで結ばれてると思ってる。
だから理菜がもし生まれ変わってきたら俺達はまた恋に落ちる。
そして次こそ幸せになろうな…。
これが俺から理菜への約束だ。

俺も…。
俺もお前のことがだいすきだったよ。