『いつも楽しかった。
親友も好きな人も大切な人もできて。
毎日飽きないくらいたくさん話して遊んで笑い合って。
りんかの将来の夢はネイリストだから、絶対大人になったらりんかのしてくれたネイルで一緒に出かけようと思ってた。
海斗ともこれからたくさん話して出掛けられなかったネズミーランドとか行ったり水族館とか動物園とか行ってプリクラとって…。
いろんなことするつもりだった。
勉強だって部活だって高校に入ったらもっと頑張ろうって思ってたのに…。
なんで…?なんで私なの!?
人は他にもたくさんいるじゃん!!
それなのになんで私なの!?
イジメられて死にたいって思ってる人がいるのに。
なんで死にたいって思ってもいない私が死ななくちゃいけないの!?
もっともっとやりたい事たくさんあったよ…。
入院なんてしたくない…。
朝は自分のベッドで起きて私服とか制服に着替えて朝ごはんをお母さんと食べて。
行ってきます!ってゆって家をでて…。
クラスメイトと話して休日遊ぶ予定たてて…。授業受けてお昼はりんかと食べて、学校終わったらバイバイって言って手を振って帰って。
家に帰ってただいま!って言えばお母さんのおかえり!の声が返ってきて。
学校であったことをお母さんに話しながらご飯食べて…。
あったかいお風呂に入って少し勉強してからベッドで寝て…。
そーゆー生活が続くと思ってたのに…。
死にたくないのに…死にたくないのに…。
もう…やだ…。
私の未来に待っているのは楽しくて幸せな生活じゃない。
「死」だけなんだ…。』