ここで日記は終わっていた。理菜はいつも明るくふるまって笑っていたけどホントは辛かったんだね。苦しんで悩んで。それなのに私は全然気がついてあげられなくて…。ほんと親友失格だ…。
そんなことを思いながらペラペラとページをめくっていき、あとは何も書いてないな。と思いノートを閉じたその時ー。
「りんかストップ!」
と海斗が声をかけた。
「え…?」
「最後のページ、何か書いてあった。」
「うそ…。」
ノートを再び開き最後のページをめくると、そこには理菜の字でぎっしりと文字が書かれていた。
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