中学校の思い出話などを話していると私は病気のことなんて忘れて楽しい時間を過ごすことができた。 「んじゃ!また来る!」 「りょーかぁい。ありがとねー!」 「どいたまぁ〜。」 二人が病室から出て行くといっきに静まり返る部屋。 さっきまでの笑い声が響く部屋が嘘のように今ではなんの音も響かない無音の部屋になっていた。