あぁ。

こんなに悩んでいたんだ。

自分の病気のことよりも私の事を考えて、こんなにも悩んでくれていたんだ…。

「うちの存在が理菜を困らせてたんだね…。ごめんね…。」

「さっきも言ったでしょ?りんかが悪いんじゃないよ。」

いつもの笑顔で言う理菜に止めどなく涙が溢れてくる。