ーキーンコーンカーンコーンー。 その音と同時に重い瞼を開く私。 数学の授業終わったみたい…。 「ふぁぁっ…。」 つい出てしまったあくびをこらえると学級委員長の合図でみんな起立をする。 先生とみんなで挨拶をすると私はケータイを持って屋上に向かった。