「だからっ…うち…海斗と…付き合いたいぃぃぃ…。」

途中途切れながらも言う私を海斗は優しい笑顔で見ながら

「じゃあ改めて!俺と付き合ってください。」

「…はいっ…。」

私がそう言ったのと同時に観覧車が一番高い位置にたどり着いた。

よく観覧車の一番上で告白すると成功するとか、恋が長続きするとか言うジンクスみたいなのがあるけど、本当だったのかな?

こうして私と海斗はこの日から付き合うことになった。