ペタペタと顔を慌てて触る私を見て、海斗はゲラゲラ笑っていた。

「それで…俺と付き合ってくれる?」

「でも…うちは病気だし…。」

そう。

私には腫瘍がある。
そして残りの命が3ヶ月しかないということも知っている。

もし私が死んだら苦しむのは海斗。

そんな姿見たくない。