こうして私の貴重な一日はあっという間に過ぎていった。 フルートを持ち私を病室まで見送ってくれた海斗は家に帰っていった。 また私は病室に一人。 ポツンとベットにいるー。 さっきまでの幸せで楽しい時間が嘘のように今の私はとてもつまらなく、やることもなかった。 ベットに横になっているとだんだん睡魔が襲ってきて私はいつの間にか重くなった瞼を閉じて眠りについていた。