「…なんで…。」

たくさんの人がいるなかでなんでうちなんだろう。

まだ若くて何も知らない私に何故こんな試練を神様は与えるんだろう。

「グジグジしてても仕方がないよね。」

そう言って私は海斗と話していたやりたいことリストを書くノートにシャーペンをはしらせた。