その日は他愛ない話をした後、梨穂を送って俺も家に帰った。



土日は会うけれど、平日はなかなか会えなかったから



いきなりだったけど、きてくれて嬉かった。



梨穂も同じ気持ちだったのかな。



俺はカレンダーを見上げた。



明々後日。



長い間の約束が叶う。



流星。



きっと、今ままで一番幸せな日になるんだろうな。



俺は両手を広げてベットに飛び込んだ。



早く、明々後日になんないかな。



そんな事を思いながら目を閉じた。




ー…次ぎの日、梨穂は編物が忙しいとかで会えず、



その次の日、メールが来た。



内容は…



『放課後会える?マフラー完成したから渡したいんだ』



という、



梨穂からのなんとも喜ばしいメール。