「…だ…れ?」
知らない人にとっては当然の反応。
「はははっ、ごめんなさい。梨穂に良く葵君の話聞いてたから…」
「梨穂から…」
「あっ…ごめんなさい、こんな話…」
何だか…反応変じゃないか?
「あの…どういう意味?」
俺は意味がわからなくて、彼女に質問した。
「聞いて…ないんですか?梨穂はー…」
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pm:5:54
俺は少し早めに待ち合わせの場所に着いた。
そこには俺より先に来ていた梨穂がいた。
「ー…早いじゃんか」
「楽しみだったんだもん♪」
梨穂が本当に…?
信じたくないけど、あんな変な嘘
誰がつく?
「ー…梨穂、話があるんだ」
「…何?」