サッカーにバスケに、テニスでしょ。
ハンドボールとバレーボール。
それから……。
野球に、ソフトボールだったかなぁ~」



小嶋センパイは、右斜め上を見ながら、指をおった。



「ちなみに、俺は。
今年も、サッカーに出ようと思うんだよね~。
妃莉ちゃん、ガッツリ応援しちゃってね!」



小嶋センパイは、握りこぶしをぐっと固めた。



「そうそう。
告白の返事は、球技大会のあとにしてね♪」



「…………」



「俺の華麗なプレーと活躍を見たら、きっとめちゃくちゃ惚れるから」



あごの下に手をあてて、決めポーズらしきものをしている。