二人が結ばれた夜
そして、新婚生活が始まろうとしていた

「おはよう、貴方」
「おはよう」
挨拶は定番
そしていつもの

「血の時間ですね」
彼に首を出す
また、あの感覚が襲うのか

「(カブ)」
「・・・貴方には生きていて欲しいわ」
長い沈黙
血が流れる
「ありがとう。痛いか?」
「痛いけど貴方の為なら・・・(バサッ)」
「おい!?どうした!目を覚ませ」

意識が薄れていく
目を覚ましたのは3日目の事だった


「ウンッ・・・ゴボッ・・・ゴホゴホ・・・」
「しっかりしろ!生きるんだ!」
吐血を何度も繰り返す。体の感覚が消えてゆく
「ゴホゴホ、ゴメンネ・・・生まれつき体が、弱くて…つい最近熱を出して安静にしてたから・・・ゴボッ」
「喋らないで寝てな…俺は、人探して血もらうから」
グレーは部屋を出た
でも、グレーにも危険が迫って来てた・・・
二人の間には暗い境目ができていた



作者「今回は短くてすいません。テスト期間でしてw」
グレー「テスト期間に小説書くんだなw」
エリーカ「急展開でゴメンナサイね?でも、楽しめたかな?また来て下さいね」