「よう、武志。久しぶりだけど、その声のデカさは相変わらずだな。」


パパがそう言うと、まっくろなおじさんはさっきよりも大きな声で笑った。


「お、真吾くんだっけか?大きくなったな〜。」


「あぁ、もう七歳だよ。」


パパとお話しているおじさんに、食べかけてたスイカをおいて挨拶した。


太い腕が頭にのった時は、頭をバラバラにされちゃうかと思ったけど、ガシガシと撫でられた手のひらは優しかった。