「ルリ、昨日は何もされませんでした?」


グレイの部屋に行くと、グレイは開口一番非常に怖い顔で押し迫った。

「いや、はは、特になにも・・・」

とるりはごまかそうとするが・・・。

「ルリ、なぜ正直に言わない?昨日はそれは熱い夜を・・・」

「ちょ、ちょっと!!!!」

「フラン・・・!お前は一体なにを・・・」

グレイの目がギラリと光る。


なんて事をいうのフランは!!
バカなの?ねえバカなの?
そんな事言ってはいそうですかって引き下がる相手じゃないでしょうが!!


「諦めてください、グレイ様。ルリは私のものです」

「お前・・・・私がその程度で諦める人間だと思うか?」

・・・あ、キャラ変わった・・・。

「諦め悪いですね。ルリは私のキスを受け入れてくれたというのに」

「フッ、笑止。それは私も同じ事。ルリは私の口づけを受け入れてくれたよ」