なんとかフランの手助けにより、離れる事は出来た・・・が。
ルリは疲れてしまったのか、地べたに座り込んでしまった。
「大丈夫か?」
フランは声を掛けるが、ルリは返す気力もない。
なにか小さな声でぶつぶつ言っている。
「ふうん、もしかしてルリをこの城に来させたのは、君のそのわがままな理由が一番大きいのかな?・・・はは、でも残念だね。私はルリを離さないよ」
妖しく笑みを零して、グレイは部屋を出て行く。
るりは相変わらず座り込んだまま動かない。
ルリは疲れてしまったのか、地べたに座り込んでしまった。
「大丈夫か?」
フランは声を掛けるが、ルリは返す気力もない。
なにか小さな声でぶつぶつ言っている。
「ふうん、もしかしてルリをこの城に来させたのは、君のそのわがままな理由が一番大きいのかな?・・・はは、でも残念だね。私はルリを離さないよ」
妖しく笑みを零して、グレイは部屋を出て行く。
るりは相変わらず座り込んだまま動かない。