とんでもない事をさらりと言うなぁ・・・。
それって戦争じゃんか・・・。
私もそれに参加しなきゃいけないって事・・・?
るりはその言葉を聞いて頭を悩ます。
今まで平和な世界にいたのだから仕方のない事なのだが。
「そんな滅多にあるものではありませんから。あまり深く考えなくても大丈夫ですよ」
グレイはにこりと笑っているが、るりはそれどころではない。
その時になったら、私はこの国を守る行動が出来るのか。
それを考えるだけでも頭が痛い。
「約に立つんですかね?この私が」
「ええ。必ず。だからここにいるんですよ?」
「そう・・・ですか」