「さてここでの仕事ですが、基本何もない時は、自分の魔法の精度の向上と、新たな魔法を作り出す為の研究をして貰います。魔法塔はもちろん街に出たり、城の中を自由に行き来する事は出来ますから、行き詰った時なんかは好きなようにして結構ですよ」
「はい」
「ただ非常時の場合は、この国を守ってもらう事になりますから、そこは念頭に置いておいてくださいね」
ん?非常時?
なんだそれは。
「ひ、非常時って?」
「他国の軍が攻め入って来たときです。今は平和に見えますが、これでも何年か前もあったんですよ。とある国の軍がこの国を侵略しようとね。まあモール様がいた頃の争いに比べれば大したことはありませんがね」
「はい」
「ただ非常時の場合は、この国を守ってもらう事になりますから、そこは念頭に置いておいてくださいね」
ん?非常時?
なんだそれは。
「ひ、非常時って?」
「他国の軍が攻め入って来たときです。今は平和に見えますが、これでも何年か前もあったんですよ。とある国の軍がこの国を侵略しようとね。まあモール様がいた頃の争いに比べれば大したことはありませんがね」