二人がいなくなって急に静かになる。


「 …お腹すかない? 」


「 あぇ!? 」


突然でびっくりしたために

変な声を出してしまった。


「 ぷっ!

あぇ!?って…ははっ! 」


私の変な声がツボにはまったらしい。


「 ちょっとそんなに笑わないでください!

も~…恥ずかしい…! 」


プイッと太郎さんとは逆にそっぽを向く。


「 ごめんね。

連れていきたいとこがあるからそこ行こう 」