「あーお腹いっぱ~い」


「あんだけ、食えばな」



隣のお母さんたちは、すっかり2人で盛り上がってるから、リクとずっと話していた。



「ココ」


「何?」


「LINE教えろ」


「え?」


「だから、LINE教えろ」


「あーうん…」



LINEの友達に、リクが登録された。



「ちゃんと連絡しろよ?」


「リクもね」


「あぁ」




リクを見ると、優しく微笑んでいて…



ドキッ…



ドキッ…



心臓が甘い痛みをさせた。