翌日****朝

コ「くぁぁ〜……眠ぃ〜……」
ノ「お!コウじゃねぇか!おはよう!」
コ「おは〜…………」
ノ「なんだ〜眠そうだな!何してたんだ?」
コ「……勉強してた……」
ノ「……!……コウ…お前……!成長したなっ…!!お父さん嬉しいぞっ!!」
コ「は?wwなんで委員長がお父さんなんだしw意味分かんねぇw」
ノ「それよりどした!こんな真面目になって……!!」
コ「いや……昨日の放課後な?ユウに勉強教えてもらってた時によ…鬼川が……」

昨日****

谷「こんだけ勉強したなら!今度のテストも楽勝ね!」
コ「……はぁ!?それはムリだろ!」
ユ「テストって……数学の?」
谷「そ!頭のいいユウ君にマンツーマンで教えてもらってるんだから 余裕よねぇ〜!」
コ「ムリムリ!!俺数学なんて全く分かんねぇよ!」
谷「え〜?折角平均点越えられたら 没収したゲーム機 返してあげようかと思ったのにな〜……」
コ「なっ……!卑怯だぞっ!!つーか!フツーに返せし!!」
谷「それじゃあ意味ないじゃない?どうせなら頭良くなってからの方がコウ君の為になるでしょ?」
コ「それはっ……そうだけど……」

谷「これは勝負よ コウ君」
コ「……勝負?」ピクッ
谷「テストで平均点取れなかったら私の勝ち!平均点以上取れたらコウ君の勝ち!で あなたが負けたらまた写真頼むわよ〜!」
コ「んなっ!!そりゃねぇだろ!」
谷「あら?自信ないの〜?」
コ「っ……上等だ……やってやらぁっ!!」

あー……この展開は俺も……

コ「ユウ!!数学教えてくれ!!!」

やっぱり……

ユ「……こうなると思った……」
谷「ユウ君ごめんね!コウ君の成績の為なのっ!面倒だと思うけど 付き合ってやってくれる?」
ユ「まぁ……いいですけど……」
谷「ありがとう!じゃあ今度のテスト 楽しみにしてるわよぉ!今日は解散!!」

コ「あ!ユウ!メアド教えてくれ!家で分かんねぇとこ教えて欲しい!!」
ユ「あっ……いいよ……」
コ「サンキュー!!うっしゃぁ!!打倒鬼川ぁ!!」

現在****

コ「ってなわけよ……」
ノ「なるほどな〜……そのユウは今日学校来るかどうか……」

ガララッ……

コ「!! ユウ!!」
ユ「あっ……おはよう……」
ノ「あ!噂をすればだな!今日はどうすんだ?」
ユ「きっ……今日は……忘れ物取りに来ただけ……」
コ「えぇ〜数学教えてくれよ!俺のゲームがかかってんだ!!」
ユ「え……だっ…だったら……俺んち…来る?」
コ「え?」
ユ「学校終わったら……おいでよ…住所……メールしとくから……」
コ「マジかよユウ!サンキュー!!」
ユ「うん……じゃ…帰るね……」
コ「おうよ!気を付けて帰れよ〜!!」

ユウん家で勉強か〜……ユウん家はどんなんだろうな〜……!