コ「ユウってなんで学校サボってるんだ?やっぱつまんねーからか?」
ユ「いや……学校の授業が遅い……」

!?……マズイ……今の発言は……っ!

コ「ほぇ〜!頭いいんだな!!」
ユ「……え……怒らないの……?」
コ「? なんで怒るんだ?」

こいつ……

コ「いや〜俺なんてバカ中のバカだから!拳と金がありゃ それで十分!!お前みたいなやつ!尊敬するぜ!」
ユ「いや……コウ君こそ……俺だって力や権力があれば反抗したいし……結局…逃げてばかりでなんの解決にもなってない……」ボソボソッ
コ「……?解決?何のことだ?」
ユ「いや……なんでもない……」

……すげぇやつだな〜ユウは……学校行かなくても勉強出来るなんて……すげぇ……

コ「なぁ……」
ユ「……え……何?」
コ「こんど……勉強教えてくれよ」
ユ「え……俺で……良ければ……」
コ「マジか!!サンキュー!最近つまんねーことばっかだったから!助かるぜ!!」

……こんなにも勉強意識があるなら…なんで学校に真面目に行かないんだろ……

ユ「……コウ君こそ……なんで真面目に学校行かないの?」
コ「あ?俺は……」

谷『2人ともぉ〜!!仲良くするのは良いけど下校時間とっくに過ぎてるんだけど!!!』

コ「ゲッ!!おにっ……じゃ無くて谷川!!」
谷「今……鬼川って言いかけたでしょ」
コ「いえっ!!全くの誤解であります!!」
谷「……よろしい……ん?ユウ君となにしてたの?あっ!!……さてはまた……!!!」
ユ「ちっ…違います先生!!コウ君から…勉強教えて欲しいって……」
コ「あっ!言うなよユウ!!」
ユ「ごめっ……ごめんなさい……」
谷「……仲良くしてるならよろしい」

コ「なぁユウ!!」
ユ「何!?」ビクッ
コ「俺たち!気が合うな!!」
ユ「そっ…そうだね!!」

あ……まだ答え聞いてない……

谷「……さっさと帰れ!!!」ゴチーン
コ「───ってぇぇ!!なにしやがんだ!!」
ユ「……!あぁぁ……先生……っ」アワアワ
谷「フンッ!」プリプリ


それにしてもこの2人……いいカプじゃん……
……!!……くっつけちゃおうかな〜……



谷川は骨の髄まで腐女子だった