「「「おおおおお!!!」」」


一斉に動き出す。

私はとりあえず大島の元に行く。


『とりあえず相手が来たら俺が攻防する』

「相手に隙が出来たら俺が取ればいいんだな」

『あぁ』


私達の作戦は意図も簡単に成功する。

向かってきた騎馬のハチマキを全て取った。


「なんか遠いな・・・」

『孤立してんな・・・』


向こう側はワーワーと盛り上がっていた。


「それぞれ大将の後ろに回って取るか」

『そうだな』


大島は青、私は白の大将に向かう。

バレないようにゆっくりと。


『今!』


後ろから大将を奇襲する。

さすが大将、気づいてしまった。

手を組み合い、攻防が続いた。


『取った!!』


大将のハチマキゲット!!


まぁ、気抜いてたよね・・・


ドンッ!


いきなり衝突された。