乱れた呼吸を整えるが目の前に藍原先生と真っ白い天井が見えた。


真っ白い天井?

どういうこと?


ギシッ


少し動くとベッドの軋む音が聞こえた。


嘘でしょ・・・

押し倒された・・・


「いいでしょ?・・・斗真」


白衣を脱ぎ、服も脱ぎ出す藍原先生。


斗真さん!

そんなに関係が進んでおられるのか!!?

ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!



《続いては組対抗騎馬戦です。
出場する生徒は正門に集まってください》


タイミングよく招集のアナウンスが流れた。


『じゃ、俺出なきゃいかねぇから!!』


そう言って慌ててグラウンドに飛び出した。


危ねぇ・・・

バレるとこだった。