柚太は必死になって頼み込むも、周りの反応は乗り気ではなかった。
勝手な私情を何故挟み込むんだと言わんばかりの目で柚太を見ている。
恐らく普通科の生徒会長も今の柚太と同じ状況になっているだろう。
なっていなくてもこれからそうなる事は確実だ。
「っていうかさ、組ごとの対抗でしょ? ワタシ達は同じ組だから良いけど……
普通科は皆バラバラなんだよ? どうやって普通科生徒会と競うって言うの」
「真山先輩、古瀬先輩の肩を持つ訳ではありませんが2つあります」
ブツブツと文句を言う佐和に、奏は横から口を挟んだ。
その言葉にニヤリと笑ったのは柚太であった。
勝手な私情を何故挟み込むんだと言わんばかりの目で柚太を見ている。
恐らく普通科の生徒会長も今の柚太と同じ状況になっているだろう。
なっていなくてもこれからそうなる事は確実だ。
「っていうかさ、組ごとの対抗でしょ? ワタシ達は同じ組だから良いけど……
普通科は皆バラバラなんだよ? どうやって普通科生徒会と競うって言うの」
「真山先輩、古瀬先輩の肩を持つ訳ではありませんが2つあります」
ブツブツと文句を言う佐和に、奏は横から口を挟んだ。
その言葉にニヤリと笑ったのは柚太であった。