「……っていうか、本気でやっても良かったんだけどな。アイツとは1度決着付けたかったし。
決闘が犯罪だって言うのをあの時初めて知ったよ」
「ワタシも初めて知ったよー……で、決着は何に対して?」
「それを言われると答えに悩むから聞くな……理事長と言えば、だけどさ」
佐和の質問に困惑しながらも柚太は匡平の名前を聞いて思い出した事を話し出した。
それは匡平自身も自分達と同じ“変わった力の持ち主”だった事だ。
蛍人がふと発した“何で理事長はそこまで物知り?”と言う小さな呟きを、
距離の離れた場所にいた匡平がすかさず聞きとった所でそれが発覚した。
決闘が犯罪だって言うのをあの時初めて知ったよ」
「ワタシも初めて知ったよー……で、決着は何に対して?」
「それを言われると答えに悩むから聞くな……理事長と言えば、だけどさ」
佐和の質問に困惑しながらも柚太は匡平の名前を聞いて思い出した事を話し出した。
それは匡平自身も自分達と同じ“変わった力の持ち主”だった事だ。
蛍人がふと発した“何で理事長はそこまで物知り?”と言う小さな呟きを、
距離の離れた場所にいた匡平がすかさず聞きとった所でそれが発覚した。