「郁ちゃん凄かったから、ワタシも負けないように頑張らないと」
自分に対する言葉とは知らない佐和は、
郁人から受け取ったマイクを片手に自身が選曲した曲が流れるのを待った。
好きな人が複数いる事を匡平に暴露されても動揺すら見せず。
その代わりと言うかのように、既に事実を知っていた咲以外の誰もが動揺を隠せないでいた。
「アイツ、そっち系疎いはずだったのに。いつの間に好きな人が出来ていたんだよ」
そう発言するのは佐和の好きな人に含まれている柚太。
柚太も柚太で充分鈍いような気がする、とそれを近くで聞いていた4人は感じた。
一方の郁人はショックを受けているように見えたが、その中に自分がいれば良いとどうやら前向きな様子だ。
そんな中で佐和が選曲した曲は……。
自分に対する言葉とは知らない佐和は、
郁人から受け取ったマイクを片手に自身が選曲した曲が流れるのを待った。
好きな人が複数いる事を匡平に暴露されても動揺すら見せず。
その代わりと言うかのように、既に事実を知っていた咲以外の誰もが動揺を隠せないでいた。
「アイツ、そっち系疎いはずだったのに。いつの間に好きな人が出来ていたんだよ」
そう発言するのは佐和の好きな人に含まれている柚太。
柚太も柚太で充分鈍いような気がする、とそれを近くで聞いていた4人は感じた。
一方の郁人はショックを受けているように見えたが、その中に自分がいれば良いとどうやら前向きな様子だ。
そんな中で佐和が選曲した曲は……。