別に公表する事でもないと言うのに何故ばらさなければならないのだろうか。
疑問は残るけれども、歌い終えたらキチンとそれを否定しようと決意する旭。
良い機会だと思ったのだろう。
自分の歌おうとする曲がどうして分かったのかまでは頭が回らず、それに関してはスルーしているようだった。
全員が防音をしようとする前に、何を歌うかだけは確認しようと流れる曲に耳を傾ける。
スピーカーから流れだすその音楽は誰もが知っている、誰もが必ず1度は聞いている……。
「森のくまさん!?」
その言葉を発した里緒だけではない。
旭の事をよく知る沢谷等を除いたほぼ全員が、その選曲に驚きを隠せなかった。
疑問は残るけれども、歌い終えたらキチンとそれを否定しようと決意する旭。
良い機会だと思ったのだろう。
自分の歌おうとする曲がどうして分かったのかまでは頭が回らず、それに関してはスルーしているようだった。
全員が防音をしようとする前に、何を歌うかだけは確認しようと流れる曲に耳を傾ける。
スピーカーから流れだすその音楽は誰もが知っている、誰もが必ず1度は聞いている……。
「森のくまさん!?」
その言葉を発した里緒だけではない。
旭の事をよく知る沢谷等を除いたほぼ全員が、その選曲に驚きを隠せなかった。