「さあ、張り切って参りましょう! どうぞ!」
1年と3年の拍手の中で恐る恐る現れた旭。
1本のマイクが置かれたステージの中心に立ち、1度深呼吸をして見せた。
「思い切り、歌ってこい」
<ハイ、喜ンデ。オ身体、オ借リシマス>
拍手が鳴りやむと同時に旭の雰囲気がガラリと180度変わる。
それはまるで凛とした女性のようであった。
目つきも今までに見た事がないような真剣な目つき。その場にいた全員が息を呑んだ。
そして何人かの生徒はこの時気付いた。あれは旭ではないんだ、と。
1年と3年の拍手の中で恐る恐る現れた旭。
1本のマイクが置かれたステージの中心に立ち、1度深呼吸をして見せた。
「思い切り、歌ってこい」
<ハイ、喜ンデ。オ身体、オ借リシマス>
拍手が鳴りやむと同時に旭の雰囲気がガラリと180度変わる。
それはまるで凛とした女性のようであった。
目つきも今までに見た事がないような真剣な目つき。その場にいた全員が息を呑んだ。
そして何人かの生徒はこの時気付いた。あれは旭ではないんだ、と。