「まずは会長と副会長だな。これは2年コンビが昇格って事で。
で、会計は宮野にそのまま引き続きやってもらう。
書記はキチンと出来るか心配と言えば心配だが……湯浅に。まあ、信頼しているから」
情報量があまりにも少なすぎた。特に2年の2人にとっては。
柚太は緊張のあまり、肝心な事を言い忘れてしまっていたのだ。どちらが会長でどちらが副会長なのかを。
それに本人は気付かないまま、発表を終えようとするのを旭が必死になって止めた。
「古瀬先輩、どっちが会長で副会長か言い忘れていませんか!?」
「は!? 言わなかったか? お前が副で榊が会長って」
「……本当に今さっき、言いましたね。ボクと旭の役割」
こうして一気に緊張した空気は消えて行き、次の瞬間には様々な声が飛び交った。
で、会計は宮野にそのまま引き続きやってもらう。
書記はキチンと出来るか心配と言えば心配だが……湯浅に。まあ、信頼しているから」
情報量があまりにも少なすぎた。特に2年の2人にとっては。
柚太は緊張のあまり、肝心な事を言い忘れてしまっていたのだ。どちらが会長でどちらが副会長なのかを。
それに本人は気付かないまま、発表を終えようとするのを旭が必死になって止めた。
「古瀬先輩、どっちが会長で副会長か言い忘れていませんか!?」
「は!? 言わなかったか? お前が副で榊が会長って」
「……本当に今さっき、言いましたね。ボクと旭の役割」
こうして一気に緊張した空気は消えて行き、次の瞬間には様々な声が飛び交った。