「ユズ、ドンマイ!」
「ああ、そうですね。って、いうか……全部お前のせいだろうが!」
佐和の気遣いも今の柚太には火に油を注ぐようなものであった。
本来なら柚太も佐和の成績を暴露しても良い所なのだが、
実は佐和の方がタッチの差ではあるが成績が良い為、暴露する事も出来ない。
だが生徒会メンバーは佐和の成績を直接聞かなくとも、
柚太と似たようなものだと言う事は分かっていたという。
「お前らいい加減俺の成績に口出すな……!! その前に湯浅と榊は人の事言える立場なのか!?
出席日数ヤバくてお手上げとかじゃないのか?」
とうとう柚太は後輩達への八つ当たりを始めてしまう。それが自滅に繋がるとも知らずに。
「ああ、そうですね。って、いうか……全部お前のせいだろうが!」
佐和の気遣いも今の柚太には火に油を注ぐようなものであった。
本来なら柚太も佐和の成績を暴露しても良い所なのだが、
実は佐和の方がタッチの差ではあるが成績が良い為、暴露する事も出来ない。
だが生徒会メンバーは佐和の成績を直接聞かなくとも、
柚太と似たようなものだと言う事は分かっていたという。
「お前らいい加減俺の成績に口出すな……!! その前に湯浅と榊は人の事言える立場なのか!?
出席日数ヤバくてお手上げとかじゃないのか?」
とうとう柚太は後輩達への八つ当たりを始めてしまう。それが自滅に繋がるとも知らずに。