佐和が咲達に昨日あった出来事を説明すれば、咲は郁人を心配し、

里緒は何故か舌打ちをしながら勝手に佐和に告白してフラれたと勘違いをする。


「えーっと……里緒さん?」

「フラれ報告なんてしたくないから連絡もしないって訳ね……」


妙な様子の里緒を咲は不審がるも、里緒本人は当たり前のように特に周りを気にする事もなく。

1人でブツブツと独り言を呟くのであった。何を言っても周りの言葉が聞こえていないようなので、

咲は里緒に様子を聞くのをやめ、特に里緒を気にもしていない佐和に助けを求める。