柚太は何も言い返せずただ感謝をするしかないように思われた……が。
「真面目に監視しているのにさ。まさかユズをひっとらえるなんて思わなかったよ」
この佐和の一言で柚太はそうする気がなくなってしまったのであった。
その理由はとても簡単な所にある。
「佐和、それから湯浅。お前達の片手にある物は何か言ってみようか」
「梅干し入りのおにぎりだけど?」
「メロンですが」
2人とも何故柚太がそれを聞くのかが分からないと言った表情をしていた。
すると柚太は大きく溜息を吐いたかと思えば……
「お前達は親睦会をどうやら満喫していたようだな。まあ悪い事ではないけど、
それでよく“真面目にやっている”なんて言えたもんだな?」
「真面目に監視しているのにさ。まさかユズをひっとらえるなんて思わなかったよ」
この佐和の一言で柚太はそうする気がなくなってしまったのであった。
その理由はとても簡単な所にある。
「佐和、それから湯浅。お前達の片手にある物は何か言ってみようか」
「梅干し入りのおにぎりだけど?」
「メロンですが」
2人とも何故柚太がそれを聞くのかが分からないと言った表情をしていた。
すると柚太は大きく溜息を吐いたかと思えば……
「お前達は親睦会をどうやら満喫していたようだな。まあ悪い事ではないけど、
それでよく“真面目にやっている”なんて言えたもんだな?」