「“これを着て行けば、少しは良くなるのが早まるかも。PS.念の為に一緒に入れた物も併せてつけてね♪ by里緒”
って……笹原は一体何を考えているんだ」
同封されていたメモ書きを小声で読み、溜息を吐きながら呆れる旭。
“それ”に着替える当の本人はそんなのも気にせずにテンションが上がっているようだ。
早速着替えると言いだした為、旭は佐和に背を向けた。
程なくして佐和の“終わった”と言う声が聞こえ、振り向けば……。
「先輩、まさかとは思っていましたが……先輩って本当に期待を裏切らないですよね」
呆然と棒読みで佐和を褒める旭。棒読みだとか関係なしに、佐和は素直に旭の言葉に喜んだ。
この時点で旭は着替えた佐和の隣を歩く事に嫌悪感を抱き、青ざめ出す。
柚太達の部屋から少し離れた場所と言う事が幸いしてか、誰ともすれ違う事もなく。
彼らの部屋の前まで辿り着くと、すぐ様佐和はドアをノックし……今に至る。
って……笹原は一体何を考えているんだ」
同封されていたメモ書きを小声で読み、溜息を吐きながら呆れる旭。
“それ”に着替える当の本人はそんなのも気にせずにテンションが上がっているようだ。
早速着替えると言いだした為、旭は佐和に背を向けた。
程なくして佐和の“終わった”と言う声が聞こえ、振り向けば……。
「先輩、まさかとは思っていましたが……先輩って本当に期待を裏切らないですよね」
呆然と棒読みで佐和を褒める旭。棒読みだとか関係なしに、佐和は素直に旭の言葉に喜んだ。
この時点で旭は着替えた佐和の隣を歩く事に嫌悪感を抱き、青ざめ出す。
柚太達の部屋から少し離れた場所と言う事が幸いしてか、誰ともすれ違う事もなく。
彼らの部屋の前まで辿り着くと、すぐ様佐和はドアをノックし……今に至る。