「笹原!? お前どうして……普通科の生徒会もミーティングとかじゃなかったのかよ?」


真っ先に驚きを見せたのは旭。

蛍人はどうすれば良いか分からず、何故か隣にいた旭の腕を力強く握りしめていた。


「まったく! うちの会長が湯浅先生……あ、湯浅先生って言うのは普通科生徒会の顧問ね。
その湯浅先生から風邪貰っちゃってさあ……しかも今日出席していたの、私入れて2人よ?
ミーティングも何もないじゃない!? って、事で遊びに来てみたの」


里緒がその理由をうっぷんを晴らすかの如く語った。

すると旭と咲はポカンとした表情をして見せた。何故かと言えば。