「俺か? 大した事ないよ。俺はただ人より怪力なだけだ。そんな奴他の学年にも居るだろう?」
最初は答えるのも嫌だったらしい柚太であったが、
聞かれた以上は答えないと駄目だと思ったのだろう。あっさりと自身の力について説明をした。
「怪力なんですか? すごーい! 見せて下さい!」
「無理」
女子生徒の目をキラキラと輝かせている姿を見ても、柚太は即答であった。
去年の会長の事件があったと言う事、他の役員に“やっぱり問題を起こした”と思われたくがない為である。
やはり納得がいかない女子生徒達は次々に柚太に文句を言いだした。それでも柚太は力を使う事を拒み続ける。
最初は答えるのも嫌だったらしい柚太であったが、
聞かれた以上は答えないと駄目だと思ったのだろう。あっさりと自身の力について説明をした。
「怪力なんですか? すごーい! 見せて下さい!」
「無理」
女子生徒の目をキラキラと輝かせている姿を見ても、柚太は即答であった。
去年の会長の事件があったと言う事、他の役員に“やっぱり問題を起こした”と思われたくがない為である。
やはり納得がいかない女子生徒達は次々に柚太に文句を言いだした。それでも柚太は力を使う事を拒み続ける。