「これ位の事があっても、すぐには寝ませんよね。遠山先輩って」

「……まあ、ね。結構身体にキテいるって証拠かな」


旭の寝顔をまじまじと見ながら2人は旭のこの行動に対して、やや不安感を抱く。

明日になれば全てが終わると言う事を願わずにはいられなかった。


「ところで。先輩達一言も会話していませんでしたけど……」

「君もそれを言うか。喧嘩している訳じゃないけどね……
話をしようとして、声を掛ける前にこうされちゃったから。和解を望むなら明日するから」