司会進行に対して乗り気ではない旭であったが、意外と真面目にやっているようだ。
柚太が全員が注目する中央の特設ステージに立つと、烏龍茶が入ったグラスを片手に適当に喋り出した。
「えーっと……1年から3年まで、楽しく仲を深めて下さい。喧嘩はなし。
あったら司会進行の遠山旭君による恐怖体験が待っているからそのつもりで」
「いや、オレはただ見えて憑依されるってだけ……あ、霊感ゼロの奴に見せる事なら出来るか」
「って事でかんぱーい!!」
旭の独り言は歓声にかき消された。
一斉にそれぞれが持っていたグラスを掲げ、近くにいた者同士でグラスをぶつけ合う。
柚太はそれを見届けた後でステージからゆっくりと降りた。
柚太が全員が注目する中央の特設ステージに立つと、烏龍茶が入ったグラスを片手に適当に喋り出した。
「えーっと……1年から3年まで、楽しく仲を深めて下さい。喧嘩はなし。
あったら司会進行の遠山旭君による恐怖体験が待っているからそのつもりで」
「いや、オレはただ見えて憑依されるってだけ……あ、霊感ゼロの奴に見せる事なら出来るか」
「って事でかんぱーい!!」
旭の独り言は歓声にかき消された。
一斉にそれぞれが持っていたグラスを掲げ、近くにいた者同士でグラスをぶつけ合う。
柚太はそれを見届けた後でステージからゆっくりと降りた。