「さて……これで残るはそれぞれ1つとなった訳だが……」
ガックリしているせいかまるでやる気のなさそうに話す郁人。
それとは正反対にウキウキしている佐和と柚太。
残りの7人は本当にどうしようもない対決だったと改めて思い知らされ、
普通科生徒会のメンバーに至っては、残りの願い1つが何でももうどうでも良いような状態であった。
「郁人、言わないのか? だったら俺から言わせて貰おうか。最後は……」
その時だった。軽快なリズムの着信音が生徒会中に響き渡る。
持ち主は普通科生徒会の1年生の女子生徒。視線は一気に彼女に集中する。
それと同時に咲の様子もおかしくなる。まるで何かを焦っているかのよう。
ガックリしているせいかまるでやる気のなさそうに話す郁人。
それとは正反対にウキウキしている佐和と柚太。
残りの7人は本当にどうしようもない対決だったと改めて思い知らされ、
普通科生徒会のメンバーに至っては、残りの願い1つが何でももうどうでも良いような状態であった。
「郁人、言わないのか? だったら俺から言わせて貰おうか。最後は……」
その時だった。軽快なリズムの着信音が生徒会中に響き渡る。
持ち主は普通科生徒会の1年生の女子生徒。視線は一気に彼女に集中する。
それと同時に咲の様子もおかしくなる。まるで何かを焦っているかのよう。