「えー? 楽しいと思うのに。遠慮しなくて良いってば」
「佐和先輩……アンタ、どこまで分かっていないんですか……」
「…………?」
呆れるように旭が言うも、佐和はやっぱり何も分かっていない様子。
見事なまでの後輩達の断りっぷりを見た柚太は不満そうだ。
その不満をぶつけようとしたその時に、
「先輩達の都合にボク達を巻き込むんじゃねえよ、バカ。……と言う事です」
オブラートに包む訳でもなく、奏は笑顔であっさりとストレートに柚太にぶつけた。
その奏の様子に柚太は何も言い返す事が出来ず。
「願い訂正……俺もそれに同行する。拒否はさせない。だって約束は約束、だよなあ? 普通科生徒会長サン?」
郁人の2人きりでの外出の夢はこうして見事に崩れ去っていった。
「佐和先輩……アンタ、どこまで分かっていないんですか……」
「…………?」
呆れるように旭が言うも、佐和はやっぱり何も分かっていない様子。
見事なまでの後輩達の断りっぷりを見た柚太は不満そうだ。
その不満をぶつけようとしたその時に、
「先輩達の都合にボク達を巻き込むんじゃねえよ、バカ。……と言う事です」
オブラートに包む訳でもなく、奏は笑顔であっさりとストレートに柚太にぶつけた。
その奏の様子に柚太は何も言い返す事が出来ず。
「願い訂正……俺もそれに同行する。拒否はさせない。だって約束は約束、だよなあ? 普通科生徒会長サン?」
郁人の2人きりでの外出の夢はこうして見事に崩れ去っていった。