「ユズも旭君も気合入れて稼いできなさいよー!!」
「決勝に行けなかった私達のクラスの仇を……!」
「いや、仇討ちとはちょっと意味が違うんじゃ?」
「遠山先輩も会長も、当たって砕けろ」
それぞれの妙な応援を背に、大将だと言う事の意味を示す紫色の腕章をつけた旭は、
嫌そうな表情で馬に乗っかっていた。
そんな彼とは正反対に柚太は自身のチームが大将ではないと言うのに、
真っ先に3年B組の大将である郁人に攻撃を仕掛ける気満々であった。
大将が1人になるまで勝負は続けられる事の説明があった後、
学年全員が見守る中で騎馬戦の決勝戦が始まった。
「決勝に行けなかった私達のクラスの仇を……!」
「いや、仇討ちとはちょっと意味が違うんじゃ?」
「遠山先輩も会長も、当たって砕けろ」
それぞれの妙な応援を背に、大将だと言う事の意味を示す紫色の腕章をつけた旭は、
嫌そうな表情で馬に乗っかっていた。
そんな彼とは正反対に柚太は自身のチームが大将ではないと言うのに、
真っ先に3年B組の大将である郁人に攻撃を仕掛ける気満々であった。
大将が1人になるまで勝負は続けられる事の説明があった後、
学年全員が見守る中で騎馬戦の決勝戦が始まった。