咲は校舎との会話を試みるが校舎内はカギが掛かっている為か、入った形跡はやはりない。
完全の蛍人を見失い手掛かりもなく、途方に暮れる2人だったが奏はある事を思い出した。
「宮野さん、宮野さんは確か校舎だけじゃなくて動植物とも話が……」
「あ、そうでした。まだ目撃者がいたじゃないですか!」
蛍人を探すあまりにその事をどうやら咲はすっかり忘れてしまっていたようだ。
近くに生えていた雑草と咲は早速話を始める。すると……。
「中庭の方へ行ったようです!」
「よし、行こう……彼が心配だ」
咲が無言で肯定の意を示すと、そのまま2人は真っ先に中庭の方へと再び走り出した。
完全の蛍人を見失い手掛かりもなく、途方に暮れる2人だったが奏はある事を思い出した。
「宮野さん、宮野さんは確か校舎だけじゃなくて動植物とも話が……」
「あ、そうでした。まだ目撃者がいたじゃないですか!」
蛍人を探すあまりにその事をどうやら咲はすっかり忘れてしまっていたようだ。
近くに生えていた雑草と咲は早速話を始める。すると……。
「中庭の方へ行ったようです!」
「よし、行こう……彼が心配だ」
咲が無言で肯定の意を示すと、そのまま2人は真っ先に中庭の方へと再び走り出した。