「ていうか普通科生徒会に勝つんでしょ!? そんなんでどうするのよ!」
「……それもそうか。だったらもうヤケだ。何処までもやってやろうじゃないの」
佐和は自分が変な格好をしないせいか、妙に他の4人よりも生き生きとして見えていた。
そんな佐和の檄(げき)に柚太はようやく完全に浮上して見せる。
「ああもうっ! 縦ロールでも何でもやってやる!」
何かが吹っ切れたのだろう。旭もヤケクソになりながらに叫ぶ。
その隣で奏も静かに平静を取り戻し、何処までもやる事を決めた。
「……あいつ、まだ来ないんだな。いい加減遅くないか?」
一同がさらなる闘志を燃やした所で、柚太は改めて蛍人の不在を指摘する。
此処までにかかった時間は約20分。それでも彼は来なかった。
「……それもそうか。だったらもうヤケだ。何処までもやってやろうじゃないの」
佐和は自分が変な格好をしないせいか、妙に他の4人よりも生き生きとして見えていた。
そんな佐和の檄(げき)に柚太はようやく完全に浮上して見せる。
「ああもうっ! 縦ロールでも何でもやってやる!」
何かが吹っ切れたのだろう。旭もヤケクソになりながらに叫ぶ。
その隣で奏も静かに平静を取り戻し、何処までもやる事を決めた。
「……あいつ、まだ来ないんだな。いい加減遅くないか?」
一同がさらなる闘志を燃やした所で、柚太は改めて蛍人の不在を指摘する。
此処までにかかった時間は約20分。それでも彼は来なかった。